“Kemono”
by Koichiro Takagi / 高木 耕一郎

Term | 会期: 2016. Nov 25 (Fri) – Dec 17 (Sat) 

Opening Reception Nov 25 Fri 19:00-21:30 

open : 11:00-19:00 (Tue-Sat)
Closed : Sunday, Monday, Holidays
オープン:火曜〜土曜 11:00-19:00 / 日月祝祭日 閉廊

Venue | 会場 : CLEAR EDITION & GALLERY, Tokyo
2F, 7-18-8 Roppongi, Minato-ku, Tokyo 1060032, Japan
東京都港区六本木7-18-8-2F
tel : +81 3 3405 8438

More about the artist 作家詳細 |  Koichiro Takagi / 高木 耕一郎

ワークショップ情報 | clearedition.jp/web/workshop-koichirotakagixwhytrophy

artsy | www.artsy.net/show/clear-edition-and-gallery-kemono-by-koichiro-takagi


CLEAR EDITION & GALLERYでは2年ぶりとなります、高木耕一郎の個展を開催いたします。
彼は昔から一貫して動物が主題として登場する、どことなく違和感が漂う作品を制作しております。

古来より動物というのは言い伝えや伝説に登場し、人を導き、惑わせ、人を攻撃します。それは信仰対象の代理としての存在であったり、自然現象の象徴であったりと、動物という姿を借りた「何か」のメッセージである場合があります。今回の個展のタイトル「ケモノ」という言葉には畏怖の気持ちとは別に軽蔑やネガテイブな意味も含まれます。 それは動物が持つかわいらしさや、愛くるしさとは表裏を成すような苛立ち、ねたみ、高慢、怠惰、怒りや憎悪など。高木が語るケモノとは当然ながら野生本能のこともさしており、置かれている状況や相手の捉え方次第では牙を剥く危うさを内包しております。

様々な価値観が複雑に絡み合う今日の社会において我々人間も獣と化し、互いの価値観を蹂躙し、時には命を奪い合います。高木が提示する動物達は国籍や人種などをカモフラージュした「人」そのものもの投影であります。彼らが投げかける含みをもたせた微笑みは表に出ることが少ない我々の本能的なケモノとしての側面を暗示しております。

それは決して否定ではなく真摯に現状を描写した結果であり、仮の姿で我々の前に提示された本来の姿であり社会の一場面でもあるのです。高木は描き出す世界を通して我々に今一度自身が置かれている状況を見つめ直すきっかけを与えてくれているように思えます。